2007年11月22日

[007]「炭化珪素」は循環式サンドブラストメディアの王様!(2006/6/10号)

先月号で「褐色アルミナ(A)」を循環式サンドブラストで使用するとコストパフォーマンスに優れている旨をご提案させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? では、今月号ではコストパフォーマンス目的とは逆に、「とにかく研削力を向上させたい」という方にオススメなブラストメディア「炭化珪素」をご紹介したいと思います。
黒色炭化珪素(C)」の最大の特徴は、「アルミナ」より高い硬度と鋭い粒子形状による優れた研削力。金属に付着した頑固な酸化皮膜や埋没材を短時間で除去する事が可能です。歯科技工用サンドブラスト機は小型軽量化を意識して設計されている為、機械本体のブラストパワーに大きく期待する事ができません。したがって、「黒色炭化珪素(C)」を使用する事が研削力を向上させる為の一番の近道と言えます。
ここまでのお話でしたらご承知の方も結構いらっしゃるかと存じます。もちろん既に「黒色炭化珪素(C)」をご使用の方も数多くおられるでしょう。では、ここからが秋山産業ならではの商品のご紹介。歯科技工のサンドブラスト処理ではあまり使用されていませんが、弊社では「黒色炭化珪素(C)」よりも更に高い硬度で優れた研削力を発揮する「緑色炭化珪素(GC)」という物も取り扱っております。セラミック系研削材料(アルミナ系・炭化珪素系)の中では最高の硬度を持つ「緑色炭化珪素(GC)」、一度使用するとヤミツキになるかもしれませんよ。
但し、「炭化珪素」を導入する事で考えられるデメリットとして、「価格が高い」「割れやすいので消耗が激しい」「研削力が優れている分、機械負担が大きい(特にノズルの磨耗が激しくなる)」という点が挙げられます。このような点もご考慮の上でご検討頂ければ宜しいかと存じます。
今回ご紹介致しました「黒色炭化珪素(C)」「緑色炭化珪素(GC)」。弊社では「250ミクロン」を常時在庫、別注で他粒度もお取り寄せ可能です。

カーボランダム(炭化珪素)
posted by ケンマ君 at 00:49| ケンマ君通信