2007年11月22日

[008]こういう粒度の「ガラスビーズ」も結構役立ちます(2006/7/10号)

先月号で「アルミナ」や「炭化珪素」に関するお話しをさせて頂きましたが、今回は「ガラスビーズ」についてお話ししたいと思います。
ガラスビーズ」は「アルミナ」に比べるとはるかに研削力が劣るものの、その最大の魅力は技工物の寸法精度(形状)を損なわないまま研磨処理(研掃処理ともいいます)を行なえる事です。歯科技工用としてはやはり「50ミクロン」がダントツに人気があり、クラウンの内面仕上げや埋没材・酸化皮膜の除去用途で広く使われている事は皆様もご承知の通りです。
さてここからが秋山産業ならではのお話し。お題が「研磨のマメ知識」という事ですので、今回はあまり知られていないけどいろいろと役立つ粒度「105ミクロン」をご紹介させて頂きます。
秋山産業「ガラスビーズ」の人気第2位はこの「105ミクロン」です。「50ミクロン」に比べると粒子が大きい為、義歯に付着した石膏除去を技工物の形態を変える事無く素早く行なえるので表面処理の時間短縮に効果的です。また、クラウン(特にNi-Cr合金)の内面仕上げにも使われており、「50ミクロン」とはまた違った仕上がりが一部のお客様にご好評頂いております。
さらに「105ミクロン」はピーニング用としてもお薦めしたい粒度です。ピーニング処理とは球状粒子を高速度で被加工物に接触させる事で、金属系の被加工物の疲労強度を増大させる(疲労寿命の向上)という工業界ではかなり一般的な処理手法です。歯科技工目的でその効果の度合いを一概に申し上げる事ができませんが、品質向上目的にトライなされては如何でしょうか?
秋山産業「ガラスビーズ」は「250ミクロン」「180ミクロン」「125ミクロン」「105ミクロン」「75ミクロン」「50ミクロン」がございます。

ガラスビーズ
posted by ケンマ君 at 00:58| ケンマ君通信